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三井造船(東京)は22日、船舶のエンジンから排出される窒素酸化物(NOx)を大幅に抑制する装置を開発し、玉野事業所(玉野市玉)での実証試験で性能を確認した、と発表した。国際的に強化される環境基準を満たす技術としてアピールし、主に国内の造船各社からの受注を目指す。 NOxは大気汚染の原因物質の一つ。国連の専門機関・国際海事機関(本部・ロンドン)が2016年以降に建造する一部の船舶について、2000年比8割削減を求めている。 三井造船が開発した装置は、排ガスの一部をエンジンの燃焼室内に循環させて燃やすことで外部へのNOx放出を抑制する仕組み。燃焼温度を下げることでNOx生成量そのものも減らすことができる。空気洗浄機や冷却機で構成し、玉野事業所内の機械工場にあるテストエンジンに取り付けて年明けから実験を行った結果、規制値をクリアする性能が確認できたという。 同事業所で会見した田中一郎技術開発部長は「新技術では燃焼温度が下がるため燃費が悪くなるデメリットもあり、これを補う別の装置の実用化も急ぐ。造船業界の国際競争が激化する中、環境性能の高いエンジンの開発で、国内企業の勝ち残りを後押ししたい」と話した。 |
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